冷燻の魔術師、三村洋介さん

 予期せぬ場所で美味しいものと出遭った時、人はより幸せを感じるものです・・・

三村さんとは、名古屋市内で行われた「地域資源活用フォーラム」という、ちょっとお堅い席で知り合いました。

そこで熱心に紹介していたのが"志摩さば冷燻"。冷燻とは、低温の煙で作る燻製のことです。

三村さんは子供の頃から魚が大好きで、水産学部を卒業後も水産会社や食品工場に勤務。ここで魚介類の冷燻の優れた味と出会いました。

以来文献を読み耽り"燻製は化学"と確信、オリジナルの燻製機を製作し今から5年前脱サラで冷燻の製造をはじめました。

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私も時々ダンボールを活用し素人の真似事で、チキンやチーズの燻製を作る事もありますが、冷燻と言うのは大変な技術を要するものだと聞いていました。

新鮮な志摩の幸を使い、三村さんが手間ひま掛けて作った、さばの冷燻は、お酒の供に最高!!

 

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他にも醤油味で軽く煮たスルメイカにあら挽きソーセージを詰めて蒸したあと燻製した、イカソーセージなどの製品も・・・

三村さんは、家族を鈴鹿に残して決意の単身赴任。これからも、新しい味に期待します!