私の心柱!三遊亭歌笑師匠

先日開業した東京スカイツリーを強い揺れから守る「心柱」のように、いつも私の心を支えて下さる方が、三遊亭歌笑師匠です。

師匠は1939年・東京都五日市町(現あきるの市)出身で、スカイツリーの大先輩・東京タワーが完成した1958年二代目円歌師に入門。1961年二つ目に昇進した際に四代目歌笑を襲名、ベビーブームに沸く1973年、真打に昇進しました。

出会いは私がこの道へ入る直前、丁度師匠が名古屋へ活動の拠点を移していた頃です。

関西のアクセントを直すため、東京の落語をテープ(時代を感じますが・・・)に録音し、できる限り東京の言葉を耳から叩きこんでいた時、大須演芸場の高座で聴く師匠の流暢な「江戸の言葉」に、その素晴らしいお人柄と共々勝手に惚れ込み、今も言葉の師として仰いでいます。

またその頃に師匠の愛弟子、現・三遊亭笑くぼさんとも知り合いました。

 

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仕事を始めた頃は、要領が悪く(今でもですが)ただただ忙しく、師匠には失礼ばかりでしたが、陰日向で心に掛けて下さり、困った時はどこからともなく?現れて、励まして頂きました。

師匠は今、東京・中野在住ですが東京で私が右往左往していた時も、日本橋で開かれた独演会を聴いて、明日の道が開けた事もありました。

 

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師匠のおじである三代目歌笑師は、昭和の爆笑王として書籍にもなった有名な方です。

昭和の爆笑王.jpg「昭和の爆笑王 三遊亭歌笑 

                            岡本和明著 新潮社刊」

 

何より凄いと思ったのは脳梗塞になった時・・・。噺家として言葉に影響が出るということは、当然ながら大変な事です。それを克服して現在は、東京の寄席に出演したり、地方を巡演し全国へ笑いを届けています。

 

心の師、歌笑師匠。お身体ご自愛下さい!

 

 

 

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