梅雨ただ中の6月、水無月。
今年の梅雨は雨が少なく、各地の水がめが皮肉にも
水無しになってしまっているところもあるそうで。
そんな水無月の恒例行事となりつつあるここへ行ってきました。
飛騨古川です。
昨年もこの時期に訪れているのですが、
その目的は・・・
名古屋グランパスのキャンプ取材です。
ワールドカップ予選、コンフェデレーションズカップと
代表のスケジュールに合わせてJリーグは中断期間に入りました。
リーグ戦5連敗、14位というまさかの展開で
中断に入ったグランパスにとって
今後の戦い方を左右する重要な意味を持つ古川キャンプ。
リーグ戦再開後の初戦、7/6の清水エスパルス戦の
中継担当ということで取材へと出向いたわけです。
梅雨空とは思えない実に爽やかな青空が広がり
夏本番を思わせる陽射しの中、
この日はJ2のFC岐阜との練習試合が行われました。
守備・攻撃ともに、戦い方の基本を確認するトレーニングを続ける中、
その成果を試す練習試合。
ハードワークの疲れや暑さもあって内容はいまひとつでしたが、
リーグ戦再開後に向けての手応えを感じている選手・監督でした。
そんな飛騨古川のキャンプでストイコビッチ監督が楽しみにしているもの。
それは・・・鮎
大変なお気に入りでキャンプ6日目にして29匹、
1日平均5匹の鮎を食べているそうです。
「世界中に鮎ほど美しい魚はいない。しかも攻撃的な魚だ。
グランパスも鮎のように戦わなければならない!」
と、冗談をまじえて語るほど惚れ込んでいる様子。
確かに、縄張り意識が強く、いざテリトリーに他の鮎が入ってくると
体当たりをするなど攻撃的ディフェンス力を持つと言われる鮎。
ん~、あながち冗談とも言えないかも。
苦しむグランパスにとって必要なのは鮎的精神かもしれません!
鮎に学ぶ鯱が水を得た魚のごとくJリーグを遡上していけるのか?!
ん~、水を得てもらわないといけないので水不足はやっぱり困るなぁ・・・。