前回のブログで「名建築の街・豊橋」とご紹介致しましたが、
今回は、豊橋市公会堂です。
前回の豊橋ハリストス正教会から歩いてすぐ。
豊橋市役所のほど近くにあります。
まずは正面からの写真をご覧ください。
立派ですよね!!
ロマネスク様式。
中央のエントランスは5連アーチ型になっています。
左右の上部に目を移すと、
それぞれドームがあり、その四方に
力強そうな鷲が4羽ずつ、計8羽います!!
昭和6年(1931年)に市政25周年を記念して建築。
戦災も免れ今も豊橋市のシンボルの1つになっています。
終戦間もない昭和21年
昭和天皇が豊橋を行幸した際、
この豊橋市公会堂も訪れたそうです。
5連アーチ型・エントランス前の階段を下る
昭和天皇の写真が残っていました。
それでは建物の中も少し見てみましょう!!
階段の手すり沿いの壁が
螺旋状にカーブを描き上層階へと続いていきます。
途中、円状の窓ガラスがあり、
上半分が色鮮やかなステンドグラスになっています。
そしてたどり着いたのが...
行幸の際、昭和天皇も休憩されたという貴賓室。
ソファー、窓、シャンデリア、隅々に至るまで
気品漂う貴賓室です。
週末はイベントで使用されていることが多いそうですが、
使用されていない時は、無料で中を見学できます!!
豊橋鉄道の市電に乗って訪れると、
より昭和レトロな雰囲気に包まれます。
秋らしくノスタルジックな雰囲気に浸りたい方には
お勧めです!!