メインビジュアル撮影でUFOが!?
HPライター・Tです。
第1話、いかがでしたか。武内が梶間家の隣に引っ越してきたのは偶然なのか? それとも何か考えのあってのことなのか? さらに武内にすっかり心を許している尋恵。どんな人物かまだ謎なのに、あんなにも信用して大丈夫なのか? と第2話に向け、気になることがたくさんあります。
さて、今回は、当HPのトップページにも使われているメインビジュアルの撮影がどのように行われたのかをご紹介します。
武内という一人の男の出現により、人々の間に波紋が起きていく本作。メインビジュアルではユースケ・サンタマリアさんを始め、キャストの皆さんそれぞれが顔に手を当てていますが、ユースケさんと優香さん、伊武雅刀さん、木南晴夏さん、佐藤隆太さんの顔を見比べると、ユースケさんだけが感情というものを排除した顔つきなのが分かります。ただまっすぐ前を見ているだけなのです。
本編のクランクイン前に行われた撮影でしたが、ユースケさんはこの時点で、何気なくそこにいるだけなのに、なぜか人の心を波立たせる武内の人間性を、感情のない瞳のその奥に表現していました。
撮影は白壁をバックにした状態で行われました。キャスト陣で最初に撮影をしたのがユースケさん。ポスター制作スタッフから、「笑顔は封印での撮影をお願いします」と告げられ、武内のキャラクターに沿った表情を作る一方、顔に当てる手をときにかなり無理な角度にして、採用されないであろうビジュアルで写真に収まることも。ユースケさんのお茶目な振る舞いに、現場が和やかな雰囲気に包まれました。
実はキャストの方々はこの撮影時、大変な苦労がありました。巨大な円形の照明を正面から受けての撮影で、かなり間近からの強い光が当たるため、目を自然に開けているのに、相当な努力が必要だったのです。もちろん、カメラマンさんもカメラを向けるのは最小限の時間にとどめていましたが、撮影を終えて「目を閉じるとUFOが見える!」「ドーナツ状の光が消えない! 何だか急にドーナツが食べたくなった(笑)」と話す方も。
メインビジュアルはいわば、ドラマの世界観を表現する大切な存在。そのため、撮影する際にはいろいろと苦労があり、労力もかかります。「火の粉」のメインビジュアルを見た瞬間、もし何か引っかかるものを感じたら、心がザワついたのなら、それはキャスト・スタッフのこの作品に対する意気込みがそれぞれの表情を通して、伝わってくるからかもしれません。
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