恐怖の質
Web&SNS担当の平岡です。
日々、精力的に「火の粉」でリアルタイム検索をしておりますと、世の中には、様々な事柄によって、状況において、思いも寄らず火の粉をかぶったり、また、かぶっているとされたりしている方々が多くいらっしゃるのだなぁと痛感いたします。
火の粉を「かぶらせる」という言葉がピンと来ないように、実はそれが火の粉かどうかを判断しているのは、かぶる側。その正体をよく見定めたいものでございます。
中でも、最もかぶっているなぁと驚嘆したのは、東海テレビの放送エリアでありますところの岐阜県岐阜市・手力雄神社で先日開催された"手力の火祭"の参加者の皆様。人の強さ、生きる力の凄まじさを目の当たりにした次第です。
さて、オトナの土ドラのほうの「火の粉」も、大変多くの皆様がバウムクーヘンに舌鼓を打ちながらご覧いただいているようでして、4/9(土)の第2話放送中、番組ハッシュタグ「#火の粉」のツイッタータイムライン上は、さながら、滝のような火の粉で夜の闇を焦がす火祭りのような様相でございました。
その盛り上がりから、各種ネットニュース上におきましても、ユースケ・サンタマリアさん演じる武内の恐怖がご覧いただいた皆様のおののきツイートをまとめる形で続々と報じられております。
現在の業務を始めてから、目をタテに動かす速度が3倍になった私が皆様のご感想を拝見しておりましたところ、第1話と2話で、微妙な差があるように感じられました。
それは、恐怖の質です。
第1話は、まさにこのドラマのサスペンス臭の源泉である「実は武内は殺人犯なのではないか」という点に震えを感じた方が多かったようですが、第2話では、そこから一歩進み、「武内が梶間家の人々をみるみる懐柔し、虜にしてしまっている」という、いわば"武内のメシア感"に慄然とされた方が多くいらっしゃったのではないでしょうか。
以前、あるドラマのプロデューサーから、「人が涙している様よりも、それを堪えて笑っている様のほうが泣けることがある」と聞いたことがございます。
武内の笑顔を見て、それを思い起こした第2話でありました。
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- 2016.5.27
- 「火の粉」を支えたお味噌汁
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- 2016.5.26
- 最終話は副音声がアツい!
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- 2016.5.20
- 『反省文』武内真伍様
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- 2016.5.18
- 焦げゆく台本
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- 2016.5.14
- 武内教
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- 2016.5.13
- まどか通信~その3~
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- 2016.5. 7
- 違和、感
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- 2016.5. 5
- 武内家のインテリアに隠された...
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- 2016.5. 2
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- 2016.4.29
- 虚構の喜び
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- 2016.4.27
- まどか通信~その1~
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- 2016.4.21
- おいしくな~れ おいしくな~れ
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- 2016.4.13
- 恐怖の質
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- 2016.4. 8
- メインビジュアル撮影でUFOが!?
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- 2016.4. 4
- 第1話の皆様のご感想の感想