『反省文』武内真伍様
武内真伍(ユースケ・サンタマリア)様
【火の粉】の放送が始まって以来、梶間家の人々に対して愛情たっぷりの贈り物をしたり、悩みの相談にのってあげたり、家族の幸せを邪魔する輩を次々にアディオスしてあげたりと、武内さんのオリジナリティーあふれる好意を目の当たりにして、怖い怖いと言って申し訳ございませんでした。
しかし、この怖さは常人を超える力が感じられる武内さんに対する、畏怖の念から来るものでございまして、尊敬こそすれ、決して馬鹿にしたり、避けようとしたりする理由になるものではございません。ただただ、あなたのような御仁に未だかつてお会いしたことがなく、その親切の権化のようなお姿に感銘を受けただけなのでございます。
確かに、先週放送の第7話をご覧いただいた皆様からは、電気店の販売担当者も吃驚するような武内さんによる斬新なマッサージチェアの使用方法に関し、「こんな怖い使い方初めて見た」「尋問マシーンか」と言った夥しい数の戸惑い報告も寄せられておりました。しかし一方で、雪見(優香)の録音を見越した上で、証拠を残さぬようにしつつも、積極的に過去の犯行を自供していくスタイルに対し、多くの方が武内さんのキレッキレ具合を諸手を上げて称賛されていたということもまた、事実としてございました。
武内さん、我々は家族です。
武内さんを始めとする登場人物の皆様も、視聴者の皆様や、キャストの皆様、そしてスタッフの皆様とともに、オトナの土ドラ【火の粉】という家で一つ屋根の下に集う、家族なのです。さらに言えば、その家は約52年もの長きにわたり放送してきた東海テレビの昼ドラをめぐる全ての皆様の想いという固い固い基礎の上に建っています。だからこそ私たち家族は、例え武内さんが不快に思ったり、裏切られたと思ったりすることがあったとしても、その絆に揺るぎはないのであります。
次の第8話はラス前。第9話が最終話となります。土曜の夜にテレビをつけると、武内さんが当たり前のように映っていて、また当たり前のように梶間家の皆様とテレビをご覧の皆様を畏れで包み込む、そんな時間も残り僅かです。武内さんにおかれましては、どうか体調にご留意しつつ、最終話まで自らの正義を私たちに対してお示し下さい。
感謝の気持ちを反省文にかえて。
オトナの土ドラ【火の粉】Web&SNS担当 平岡敏治
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