司法修習生・夏希の成長を、法律事務所を舞台に描いてきた本作。ついに最終話の放送が終わりました。応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。 撮影最終日の様子と夏希を演じた白石さんからのラストコメントをご紹介します。
3月上旬に迎えた最後の撮影日。この日は、夏希の叔父、万次郎が法律事務所の面々やバー「サファリ」の3人娘たちに安いブレスレットを高額で売っていたことが発覚し、皆から詰め寄られる場面の撮影が行われました。
撮影場所は何と、都内某所にあるお寺の施設の一角。畳の敷かれた部屋に夏希役の白石美帆さんを始め、16人のキャストの方が集まって、それぞれに万次郎をとっちめた後、夏希が監視の意味も込め、同居を提案するところまでが撮影されました。
夕方から始まった撮影はモメることなく順調に3時間ほどで終了。これにてオールアップとなりました!
すぐに記念撮影が行われましたが、「こんなに大勢の人が一度にクランクアップを迎えるなんてそうそうないことだし、このドラマっぽくていいね」という声も聞こえてきました。一人ひとりが感想を述べる中で、これまでにない役に挑戦した山口馬木也さんや、久しぶりに女優業を再開した服部真湖さんの「この作品への出会いに感謝しています」という言葉がとても印象的でした。
共演者の皆さんに花束を渡していた白石さんは、「これで終わりなんですかね? そんな気が全然しなくて。昼ドラだからこそ経験できることたくさんあって、良い勉強になりました」と挨拶すると拍手が起こり、全員で「モメゴトは幸せを呼ぶ福の神!」とご唱和して和やかに撮影終了となりました。
撮影中は無我夢中で走りぬけた感じですが、振り返ると演技でもっといろんなことを試してみたかったですね。スタッフの皆さんは寝る間を惜しんで準備をしてくだり、キャストの皆さんともども温かい雰囲気を作ってくださったので、私も出来り限りのことをしよう、と頑張ってきました。感謝しています。
視聴者の皆さんからHPに寄せていただいたメッセージを読ませていただくと、『こういう見方もあるんだ』という発見も多く、役作りに反映させていただいていました。ドラマというのは撮影が終わったから終了でなく、ご覧いただいた皆さんの声を寄せていただき、成立するものだと改めて感じています。皆さんに愛していただき、たくさん声を寄せていただき、私も元気をもらい頑張ろうと思いました。ご覧下さいましてありがとうございました。視聴者の皆様にも本当に感謝しています。