名古屋みやげの定番「ぴよりん」の「持ち帰っている間に崩れやすい」という問題を検証した動画がいま、話題になっています。

<動画のナレーション>
「巷をにぎわす『ぴよりん』テイクアウト問題。ぴよりんをかわいい姿のまま持ち帰るにはどうすればいいのか」

 ぴよりんは、きれいに持ち帰ることに「ぴよりんチャレンジ」と名が付くほど崩れやすいといわれています。どうしたらかわいい形のまま持ち帰れるのか、日立製作所が本気でその問題に挑みました。

 まずは、ぴよりんがどんな揺れに弱いのか、横揺れの振動を加えます。ぴよりん、耐えています。

【動画で見る】横揺れより縦揺れに弱い…『ぴよりんチャレンジ』日立製作所が本気で検証 崩さず持ち帰る6つのポイントとは

 横揺れには回転しながら、意外にも踏ん張ることができています。しかし、揺れが強くなると崩れてしまいました。

 中身のババロアのおかげで体幹が強く、データ上では電車の揺れでぴよりんが破損することはないといいます。

 縦揺れは、着地するタイミングで皿の縁にあたって崩れたり、羽の切り込みから裂けるように壊れたりし、ぴよりんは縦揺れに弱いことがわかりました。

 実験結果からわかった、ぴよりんを崩さずに持ち帰るためのポイントは6つです。

1.おさまりが良い偶数で購入

2.隙間に保冷剤を入れる(店員が入れます)

3.紙袋(保冷バッグ)を持つ時は水平を保つ

4.箱のサイズに合った専用の保冷バッグに入れる

5.歩く時はゆっくりとできるだけ振動を与えないように

6.列車に乗る際は膝の上に紙袋(保冷バッグ)を置いてしっかりと支える