甲州葡萄

 

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甲州盆地の東、勝沼。

江戸時代から葡萄栽培が続く...。

古くは甲州街道の宿場町としても栄えた。

カメラ片手に、勝沼を訪ねた。

 

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たわわに実った葡萄が棚からぶら下がる。

葡萄栽培に欠かせないのは、

"日当たり"と"水はけ"そして"風"。

 

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この盆地には、葡萄栽培に適した風が吹く。

"笹子おろし"だ。

諏訪と甲州を結ぶ"笹子峠"から吹き降りてくる風を言う。

"笹子おろし"が甲州葡萄を一層おいしく育てる。

 

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地元の栽培農家を訪ねた。

作業場の傍らで、直売が行われていた。

 

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爽やかな酸味、芳醇な甘味、何より適度な渋味。

"笹おろし"の風に感謝。

秋の行楽にお勧めしたい。(了)

 

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