伊豆にある結衣(草刈麻有)の実家に、家元としての地位や財産を取り戻すため、夏希(白石美帆)の日本舞踊の披露がついに始まる。わずか1日の練習だったにもかかわらず、華麗に舞う夏希。会場には大きな拍手が沸き起こるが、夏希の叔父・万次郎(中西良太)が立ち上がり…。
「修習がすんだら、俺と結婚して欲しい…」夏希は伊豆で優作(山口馬木也)からプロポーズされる。驚きながらも、笑顔でそれを受け入れる夏希。帰京後、春江(星由里子)に報告すると、母娘の間に、春江が認知症を患って以来、初めてのことが…。
かつて、夏希を自分の事務所にスカウトしようと目論んでいた弁護士会の重鎮・市川(伊東四朗)の秘書、糸(杏まさ子)がさくら(中村玉緒)の事務所にやって来る。すると夏希は糸から、一方的に市川の息子のお嫁さんとして迎えたいと告げられ、なぜか豚汁作りをさせられる。
一方、さくらはこれまでの働きを見て、夏希を何としてでも弁護士にして、自分の事務所に入れると決める。さくらから呼び出され、それを告げられた夏希。優作のことが脳裏によぎり、キッパリと断るのだが…。
そんな中、夏希は優作から婚約指輪を受け取る。約束を確かなものにしておきたかったと言う優作の気持ちが嬉しい夏希は、さらに母親に会って欲しいと告げられる。しかし、そこで優作から明かされた母親の名前は、「桂木さくら」。驚きのあまり、二の句が継げない夏希…。二人が何と嫁姑の関係に!?