「これは、姑から嫁への最後の試練です」 姑・さくら(中村玉緒)に背中を押された夏希(白石美帆)は、黒田家と白井家の親に対して、取り違えについてそれぞれの子供に今こそ打ち明けるよう勧める。思いもよらない真実に、激しく困惑するふたりの子供たち。果たして、両家の未来は…。そして、さくらの“最後の試練”に対する嫁・夏希への評価は…。
さくらのマンションで水漏れがあり、彼女の部屋が水浸しに。夏希は嫁としてさくらの手伝いを申し出るが、さくらの秘書を20年以上務めるみどり(服部真湖)が、手伝うのは私の役目だとすごい剣幕で怒り出す。事務所はさながら“小姑VS嫁バトル”の戦場に…。
その水漏れ事故が、夏希にさらなる試練を与える。部屋が使えなくなったさくらに家まで押し掛けられ、まさかの“嫁姑同居生活”がスタートしてしまったのだ。早速、夏希は風呂上がりの肩もみから仕事の雑用まで、次々と命じられてしまう。一方のさくらは“嫁いびり”がとても楽しそう。しかし、そこにあるさくらの真意は…。
そんな中、夏希たち修習生は神谷(湯江健幸)の下で、振り込め詐欺に遭った高齢の母親の、50代の風変わりな子供たちから相談を受けることに。その面談を翌日に控えたある日、なぜかその姉弟が事務所にやって来てしまう。さらに、夏希がなぜか神谷から急に優しくされるという異変まで起こり…。
一方、認知症を患っていた夏希の母・春江(星由里子)が少しずつ話せるように。夏希は、彼女と母娘の会話ができるようになりそうでうれしく思う。「なぜ子供の頃から、自分に辛くあたってきたのか…」夏希は母にずっとそのことを聞きたかったのだが…。