モメゴトを楽しむさくら(中村玉緒)の考え方は理解できないものの、彼女に歩み寄る努力はできるのでは、と思い直した夏希(白石美帆)。義母としてのさくらに自分を紹介して欲しいと優作(山口馬木也)に告げる。返した婚約指輪を再び彼にはめてもらい、夏希は決意を新たにして…。
一方のさくらは優作から、結婚する相手を紹介したいと告げられて感極まるが、相手が夏希だと知ると態度が一変。それに対して夏希は、嫁として認めてもらうため、さくらから与えられる難題を受けて立つことに。戸惑う優作が口を挟むが、二人は、「これは嫁と姑の真剣勝負です!」と息巻く。
夏希に課せられた難題は、老舗の豆腐屋の店主にデパ地下への出店を認めさせるという、一見すると法律とは無縁のことだった。それでも、さくらを頼って来た豆腐屋の息子から話を聞く夏希。すると彼の母で店主の照代(藤田弓子)は、激怒して親子の縁を切ろうとしていた。
さくらに対する意地がある夏希。彼女に頼らず解決を図ろうとした結果、下宿先の香苗の家で照代と同居することになってしまう。珍客の乱入で、家は大混乱。朝4時から大きな音を立てて豆腐作りまで始める照代に、夏希たちは呆然となり…。
そんな中、夏希のドタバタを聞き、モメそうですねとグフグフ笑うさくら。見つめ合う二人の間には、“嫁姑”の激しい火花が散り…。