はせがわさんとは、20年来のお付き合い・・・
ご本人の人柄と生み出す作品が、これほどまでに近い方は、
他にいらっしゃらないでしょう。
例えばこの「髭のおじさん」は、はせがわさん自身ではと
聞かれる事も多いようですが、実はこの"おじさん"を描き始めたのは
20代の頃。
ご自身が年輪を重ねたら、こんな風になりたいな・・・という
想像かつ理想像。
それがこんなに似ているなんて・・・
「ほのぼの」とは、ほんのりと心暖まること。
はせがわさんの作品ほど、それを感じるものは他にありません。
手に取ったすべての人が、心のささくれが取れて癒される・・・
「心の絆創膏」のような絵だと、私は感じます。
だからこれまで、国語の教科書の表紙になったり、
名古屋市の母子手帳、郵政局のリーフレット、ふるさと切手・・・
様々な分野で、不特定多数の人が手にする
作品に採用されたのだと思います。
根気の要る作業が終わり一息入れるのは、
かつてアトリエを構えていた、覚王山界隈。
今も町おこしのイベントに顔を出したり、
好きなビールを飲みに、立ち寄るなじみの店も多くあります。
決まってそんな店には、同業・異業種の様々な発信者が集い、
はせがわさんの次の作品に、影響を与えているような気がします。
私もご一緒出来るのを、毎回楽しみにしています・・・