トニーさんに出会ったのは、このブログにも登場して頂いた
邨井さんのお店・・・
「はじめまして」と挨拶の後、さり気なく会話を聞いていると、
これはただ者でない！！
公演のパンフレットから経歴を抜粋すると・・・
「トニー マサ」
プロ・タップダンスアーティスト。
民放の「全日本ディスコ大賞」全国大会で優勝後、
ニューヨークに渡り、ブロードウェイミュージカルでデビュー。
ハリウッド制作のテレビ・映画・ＣＭなどで27年間活躍し、
オリジナルタップダンススタイル「Ｇ・Ｆｕｎｋ・Ｔａｐ」で
全米を席巻する。
凄い・・・
あらゆるエンタテインメントの集積地であるアメリカで、
表現者として高い地位にいるためには
精神的にも肉体的にも、命を削るようなギリギリの戦いが続いたはず。
そんな日々を脱し、ようやく帰国して安住の地に選んだのが、
友人に勧められた名古屋でした。
近所で全てが消化できる・・・
トニーさん曰く「Ｙｏｇａ、走りこみ、Ｔａｐトレーニング、ロサンゼルス時代のような
生活環境がここにあり、ここに作れた」と。
そして何よりトニーさんを魅了したのが「名古屋能楽堂」でした。
アメリカで数々のステージを経験したトニーさんが、
日本で神宿りし神殿と惚れ込んだのが、この総檜づくりの舞台。
名古屋へ来て毎年、公演を続けます。
今年3回目を迎えた「ＴＡＰ ＩＮ 能楽堂」
私も間近で舞台を拝見しましたが、
2時間の公演は、途中20分の休憩をはさんで18曲。
トニーさんは、ほとんどステージにいます。
大先輩の恐るべき身体能力！！Never Give Up！
鍛え上げられた体から繰り出す華麗なタップに、
全国から集まったファンは、ただ溜息・・・
終演後、私も舞台に上げて頂きました。
トニーさんの語録から一つ。
「迷った時は、心に聞いてみる。
どっちが正しいか？ではなく、
どっちが楽しいか？」
来年は、1月8日（日）すでに能楽堂の舞台が決まっている！
living on the edge！だ・・・
