名古屋市千種区にある、中華料理店「錦華楼」
夏は冷麺、冬は焼きそば・・・麺類のみならずメニューの全てが裏切らない、美味しい中華のお店です。
その2代目として、10年以上に渡って鍋を振る野牧泰士(やすし)さん。
そんな野牧さん、時々コック服を脱ぎ捨て厨房から飛び出していく時があります。
ヒントは常に耳にしているイヤホン。聴いているのは・・・防災無線なんです。
あるときは日赤のボランティアとして街頭募金やビラ配り、また防災士(災害時に避難所のリーダーシップを執るなどの民間資格)として災害応援に駆けつけるなど、活躍中。
活動のきっかけは、阪神・淡路大震災の惨状を目の当たりにした事だそうです。
中でも出動回数が多いのは、地元消防団の活動。
調理中にも出動要請があれば駆けつけなければならず、そんな様子をお客さんも共に働くご両親も温かく見守っています。
この度の東日本大震災でも先月23~27日に、被災地宮城県の石巻日赤病院へ救援物資の搬送などを手伝うボランティアとして駆けつけ、今後も予定があるとの事。
思いはあってもなかなか行動に移せないのが世の常、そんな中で野牧さんの行動力には拍手です!