来日20年余り日本語ペラペラ、この方の駄洒落・・・
いや「超絶技巧の演奏」には、いつも驚かされます。
一般的に「伴奏楽器」であった中国の打弦楽器"揚琴"を
「独奏楽器」の地位に高めた,アジアを代表するアーティストが、
金亜軍さんです。
中国・上海市の音楽一家に生まれ4歳から揚琴の世界に、
14歳ではや中国人民解放軍所属歌舞団に、
最年少ソリストとして特別に入団し、才能を開花させます。
1990年に来日、各地でコンサートを精力的に開き、
ピアノの前田憲男氏やドラムの猪俣猛氏らとも競演、
常に新しい音楽の世界を模索しています。
その一環として開かれた「名古屋能楽堂」でのコンサート、
私も何度か朗読などでご一緒させて頂きました。
まずは皆さん、アルバムを聴いて,
その「技」と「音」に触れてみて下さい。