夢を夢で終わらせてしまう人が多い中、
白樺さんはやりたかった事を実現させ、
その成果を礎に、次のやりたい事に挑戦する。
ひとつひとつの成果が、城の石垣のように積み上がり
少々の人生のハプニングでは容易に崩れる事はない・・・
だから類まれな安定感が、舞台でも私生活でも生まれてくるのだと
私は感じています。
そんな白樺さんの夢は大学卒業後、名古屋の俳優養成所から始まります。
名古屋で初の本格的ミュージカル公演と言われた
「ファンタスティックス」の主役オーディションに合格し、デビュー。
その後、舞台から幼い頃に思い焦がれていた歌手の世界へ、
活動の幅を広げていきます。
約15年のキャリアを積んで白樺さんが辿り着いたのは
"ことばの力"
「声とことばを磨き、自己表現力をつける」講座を各地で開くうち
2005年「ことばのまなびや」を主宰する事になりました。
門下生と共に、ことばを主題にしたステージを次々に生み出し、
俳優としての舞台生活と両輪になりました。
"声にも音楽的要素がある"
最近は様々な音楽家との共演を意欲的に行っています。
「金子みすずとモーツアルト」名作と名曲は響きあう・・・
中でも2011年から続く、2人のサクソフォン奏者との舞台「妄想会議」は、
多くの注目を集めています。
築いた石垣の上には、白樺さんを囲む人の輪があります。
好奇心旺盛で、やりたいことが次々に生まれてくる中、
次はどんなチャレンジをするのか楽しみです!