食べて心も体も温まる、そして作り手の人柄で元気になる!!
中国最西部に位置する「ウィグル自治区」の、
日本ではほとんど目にする事の無い珍しい料理を食べさせてくれる
名古屋市守山区の「香膳」
この店を切り盛りするのが、日本へ来て17年の 燕(ショウイエ)さんです。
「香膳」は5年前に、持ち帰りの専門店としてオープンしましたが、
その場で作り立てを食べたいとの要望を受け、
一昨年の7月、店内での飲食スペースが出来ました。
数ある名物の筆頭が、ウィグルの手打ち麺「ラグマン」です。
材料は小麦粉、水、塩と油だけ。
これを注文を受けてから、厨房で(時には店内でパフォーマンスも!)
鮮やかに麺を伸ばし・・・丸麺と平麺に打ち分け、好みの固さに茹でてくれます。
これはラグマン(丸麺)に羊肉野菜炒め。
麺はもっちりとして、腰があります。
この日は特別、超平打ち麺に人気のトマトソースもありました。
他にも焼き餃子「トゥギリス」や、ウィグル風の肉まんや、甘味まんもあります。
全て手作りの、ウィグル家庭料理。
そして華やかな色合いの「ラム肉カワプ」
羊肉の辛味炒めは、ウィグルのおもてなし料理です。
ウィグルは乾燥した気候で、昔から良く羊肉が食べられていました。
日本人の舌にも良く合う「ウィグル料理」ですが、
味の決め手は、やっぱり作り手の真心・・・
メニューににはない「ニンニクの茎、卵炒め」も作ってくれました。
その日訪ねたお客さんと、話しながら楽しく料理をしてそれを頂く・・・
ショウイエさんの明るい人柄に、元気がもらえます!
遠くからも足を運ぶ価値あり、名鉄瀬戸線・喜多山駅すぐです。