満開の桜の木が導くように、桜子と比呂人は再会を果たす。比呂人を見た途端、胸に押さえていた熱い気持ちが一気にこみ上げてきた桜子は、さくらのことを打ち明ける。突然、自分の子供がいることを聞かされ混乱する比呂人。そんな二人を偶然、勝が見かけるが、幻想的な光景に、幻を見たのかと思う。仕事の終りに沙也香の店で飲んでいた雄一は沙也香から、比呂人が舞い戻ったことを聞かされる。メラメラと嫉妬心を燃やす雄一は急いで家に戻るが...。