比呂人の生き写しのような美容師の宅間が現れ、桜子は動揺を隠せない。雄一が宅間を雇うよう店に連れてくるが、桜子は拒絶する。しかし、宅間に惹かれているさくらに懇願され、結局宅間を雇うことに。圧倒的なテクニックとセンスで宅間はあっと言う間に評判の美容師となるが、宅間を見ているだけで比呂人を思い出す桜子の胸は押しつぶされそうな気持ちになる。宅間に亡き父の面影を重ねつつ、男性としても魅力を感じているさくらは、自分から彼をデートに誘うが...。