桜子が見守る中、さくらと陸雄の結婚生活がスタートする。さくらを抱くことができない陸雄は悶々としながらも、何とか自分を律する。それから半年後、陸雄の書きあげた長編小説が文芸誌に掲載されることに。それは、アメリカ人夫と日本人妻の奇妙な結婚生活を描いた小説で、その内容を読んだ健は、陸雄とさくらの夫婦生活がモデルになっていると直感する。健は、さくらが自分ではなく陸雄と結婚したことに嫉妬していたが、その理由が分かり歓喜。そして、二人の結婚生活の秘密を確信した健は、とんでもないことを思いつく。