真紀枝が植物状態となり、桜子はさくらや健とともに櫛山家の一階で、唯幸と暮らすことに。秀ふじは、桜子が唯幸の財産を少しでも多く受け取れるよう、彼の後妻になる覚悟を固めていると知り、自分の娘ながらその覚悟に驚く。一方、勝はそんな桜子の行動に胸を痛め、桜子と比呂人の心中に関して、重大な秘密を隠していることを秀ふじに告白する。それから9年の時が過ぎ...。