桜子と比呂人の情事を覗き見た唯幸が興奮のあまり脳梗塞を起こし、そのまま亡くなってしまう。唯幸の遺言から、櫛山商事の社長は孫の健が継ぐことに。さらに「いさみ酒造」や美容院など遺産のほとんどが桜子のものになると分かった長男の雄一は、葬式の席で桜子に怒りをあらわにする。そこへ明美が現れ、唯幸が亡き後も、桜子と比呂人への復讐は自分がやり遂げる、と鬼の形相で凄む。尋常ではない明美を警戒した勝と秀ふじが、桜子たちを守るためある手段に出るが...。